CMYKとRGBについて
CMYKとRGBの表現方法の違い
色の三原色はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の事を指し、混ぜ合わせることにより、明度を下げて色を表現していくため、減法混色と言います。印刷では、黒の部分を引き締めるためにブラック(Black)を追加してCMYK のプロセスカラー 4 色で様々な色を表現します。
対してR( レッド)G(グリーン)B( ブルーバイオレット) による色光の三原色は、色を混ぜれば混ぜるほど明度が上がり、白に近づくので加法混色と言われています。
![「CMYK 減法混色」](../images/cmyk_rgb01.png)
![「RGB 加法混色」](../images/cmyk_rgb02.png)
印刷データ作成の注意
RGB カラーとCMYK カラーとでは、色の表現出来る範囲に差があり、CMYK カラーはRGB カラーより表現できる色域が狭くなっています。このためRGB カラーでデータの作成をした場合、仕上りとの差が大きく出てしまう可能性が高くなります。一般的にRGB カラーをCMYK カラーに変換すると全体的に色味が暗く沈んだ感じになってしまいます。
![CMYK](../images/cmyk_rgb03.png)
![RGB](../images/cmyk_rgb04.png)
通常印刷はCMYK の4 色のインクの掛け合わせでおこないます。
Adobe のIllustrator やPhotoshop、Indesign のように、CMYK で作成することができるソフトで作成される場合は、CMYK で作成してください。